ブログの容量がいっぱいになっちゃったので、
vol.2をつくりました。
こちらからどうぞ
http://oldbluecrow2.blogspot.jp/
10.13.2012
10.09.2012
フィーラー
何百通りの写真を見ても、
ホントに好きな写真は一目でわかる。
2センチ四方の小さなサムネイルを見て、
「あ、これ好きなやつ」って確信して、
大きくして見てみたら、やっぱり好きだった。
そしてなにより、あの写真は絶対にフィルム。
好きなものへの触覚は、いつも鋭く研いである。
古本屋さんへ行って、
特別最新でもない本や雑誌をなんの気なしに手に取る。
そうやって、好きなものをどんどん頭に入れていく。
そうすると、自然と見えてくる。
山に入って、いつの間にかキノコばっかり見えてくるとか。
何百冊ってあったアルバムのサンプルの中から、
あの一冊を見つけることができて、ほんとにすごく、うれしくなった。
i knew that already.
when i saw little thumbnails, i knew that i would like them.
and i opened it, and i liked it.
moreover, those were the "film" photographs.
i always make sure my feeler is sharp and fresh.
used bookstores are the best place to sharpen it.
man, i'm simply happy that i found that one from the hundreds of album samples.
see? i smelled the scent of a roll of color film.
ホントに好きな写真は一目でわかる。
2センチ四方の小さなサムネイルを見て、
「あ、これ好きなやつ」って確信して、
大きくして見てみたら、やっぱり好きだった。
そしてなにより、あの写真は絶対にフィルム。
好きなものへの触覚は、いつも鋭く研いである。
古本屋さんへ行って、
特別最新でもない本や雑誌をなんの気なしに手に取る。
そうやって、好きなものをどんどん頭に入れていく。
そうすると、自然と見えてくる。
山に入って、いつの間にかキノコばっかり見えてくるとか。
何百冊ってあったアルバムのサンプルの中から、
あの一冊を見つけることができて、ほんとにすごく、うれしくなった。
i knew that already.
when i saw little thumbnails, i knew that i would like them.
and i opened it, and i liked it.
moreover, those were the "film" photographs.
i always make sure my feeler is sharp and fresh.
used bookstores are the best place to sharpen it.
man, i'm simply happy that i found that one from the hundreds of album samples.
see? i smelled the scent of a roll of color film.
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日記
10.03.2012
Anne
小さい頃から映画を何度も見た。
海辺で目を閉じて詩の朗読をするところ、ブローチを無くしてしまった理由の作り話をマリラにするとき"slipped..."と言う場面、アンが初めて馬車でグリーンゲーブルスに向かうところ・・・
サンフランシスコのルームメイトのひとりが赤毛のアンの大ファンで、いつの間にか不定期にリビングで赤毛のアンシリーズの映画が上映されるようになった。
そして実際にプリンスエドワード島に行ったとき、なによりも感動したのは海岸だった。
「アンの青春」のまさにオープニング。あの光景が広がっていた。
ここ数週間、ブーム再来で家にあるアンシリーズを片っ端から読みあさった。
でもやっぱり一番は、シリーズ最初の「Anne of Green Gables」
ちょっとだけ、恐れ多くも自分と重ね合わせてしまう部分があったりして、読んでると10代のまんなかあたりに戻った気分になる。
ムーミンシリーズとアンシリーズは、大人でも夢中になれる本だと思う。
著者の名前がルーシィだって、知ってた?モンゴメリは有名だけど、彼女の名前がルーシィだってことはすっかり忘れてた。ルーシィだなんて、私の大好きな名前!そうそう、スヌーピーも読んでると奥が深い。ルーシィのチャーリーブラウンへの言動はまさに私のニールに対するそれとそっくり!
結果的におすすめの本を伝えるだけになっちゃったけど、最近、日本以外のどこかに行きたくなってしまって、若干現実逃避してるから少し感傷的です。空想に浸るって、楽しい。
一応、写真もね。
先週あった、甥っ子の1歳の誕生日会のケーキ☆
ポストカードにしたいくらいかわいかった〜♪ほんとにしちゃおっかな。
海辺で目を閉じて詩の朗読をするところ、ブローチを無くしてしまった理由の作り話をマリラにするとき"slipped..."と言う場面、アンが初めて馬車でグリーンゲーブルスに向かうところ・・・
サンフランシスコのルームメイトのひとりが赤毛のアンの大ファンで、いつの間にか不定期にリビングで赤毛のアンシリーズの映画が上映されるようになった。
そして実際にプリンスエドワード島に行ったとき、なによりも感動したのは海岸だった。
「アンの青春」のまさにオープニング。あの光景が広がっていた。
ここ数週間、ブーム再来で家にあるアンシリーズを片っ端から読みあさった。
でもやっぱり一番は、シリーズ最初の「Anne of Green Gables」
ちょっとだけ、恐れ多くも自分と重ね合わせてしまう部分があったりして、読んでると10代のまんなかあたりに戻った気分になる。
ムーミンシリーズとアンシリーズは、大人でも夢中になれる本だと思う。
著者の名前がルーシィだって、知ってた?モンゴメリは有名だけど、彼女の名前がルーシィだってことはすっかり忘れてた。ルーシィだなんて、私の大好きな名前!そうそう、スヌーピーも読んでると奥が深い。ルーシィのチャーリーブラウンへの言動はまさに私のニールに対するそれとそっくり!
結果的におすすめの本を伝えるだけになっちゃったけど、最近、日本以外のどこかに行きたくなってしまって、若干現実逃避してるから少し感傷的です。空想に浸るって、楽しい。
一応、写真もね。
先週あった、甥っ子の1歳の誕生日会のケーキ☆
ポストカードにしたいくらいかわいかった〜♪ほんとにしちゃおっかな。
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日記
9.30.2012
yes, it IS your San Francisco too, but
it's mine too...
(サンフランシスコはあなたのものでもあるけど、わたしのものでもあるの・・・)
if i could fly to anywhere in the whole world right now, i will choose the city. (then travel around the west coast of the states, of course. why not?)
i daydream about one little thrift store in Ukiah. while i was living on the top of the hill, i probably went there more often than i took a shower.
it's not always a good thing that a person have too much time to think. at a night like this (typhoon storm!!) people tend to get a little nostalgic, right?
こんな夜は、YouTubeでパーケンさんが熱く語る姿を見るに限るわ。
あれ見てると、ナイーブでわけわかんない日本人が、なんとも愛おしい人種に見えてくるから不思議。
「俺らがZになれない理由」なんてほんとすてきだから。
写真:エストニアのパルヌのホテルのキッチンの一角と部屋の鍵。シンプルって美しい。
(サンフランシスコはあなたのものでもあるけど、わたしのものでもあるの・・・)
オレンジのパッケージをよーく見て! |
if i could fly to anywhere in the whole world right now, i will choose the city. (then travel around the west coast of the states, of course. why not?)
i daydream about one little thrift store in Ukiah. while i was living on the top of the hill, i probably went there more often than i took a shower.
it's not always a good thing that a person have too much time to think. at a night like this (typhoon storm!!) people tend to get a little nostalgic, right?
こんな夜は、YouTubeでパーケンさんが熱く語る姿を見るに限るわ。
あれ見てると、ナイーブでわけわかんない日本人が、なんとも愛おしい人種に見えてくるから不思議。
「俺らがZになれない理由」なんてほんとすてきだから。
写真:エストニアのパルヌのホテルのキッチンの一角と部屋の鍵。シンプルって美しい。
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日記
9.26.2012
Paris in Black and White
なんとなんと!
パリで撮った白黒写真をスルーしていたなんて!!
というわけで、エストニアのデパートの一角にあった写真ラボでひっそりと売られていた白黒フィルムを1本だけ買っておいたの。パリでエッフェル塔を白黒で撮りたくてね。
そうしたらどうしたわけか!エッフェル塔に辿り着く前に使い切ってしまいました。
oops! I totally forgot to post black and white photographs I shot in Paris!
I bought one roll of Ilford black and white film in Tallinn, thinking the photographs of the Eiffel Tower should be in black and white.
Of course, by the time we got to the tower, the thirty-six frames had already been exposed...
Oh well!
パリで撮った白黒写真をスルーしていたなんて!!
というわけで、エストニアのデパートの一角にあった写真ラボでひっそりと売られていた白黒フィルムを1本だけ買っておいたの。パリでエッフェル塔を白黒で撮りたくてね。
そうしたらどうしたわけか!エッフェル塔に辿り着く前に使い切ってしまいました。
oops! I totally forgot to post black and white photographs I shot in Paris!
I bought one roll of Ilford black and white film in Tallinn, thinking the photographs of the Eiffel Tower should be in black and white.
Of course, by the time we got to the tower, the thirty-six frames had already been exposed...
Oh well!
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Europe 2012,
France,
写真
9.17.2012
grandma's house
when i visit my grandma, i always explore the entire house.
i make sure "my treasures" are still placed at where they should be.
おばあちゃんちに行くと必ず「探検」に出かける。
コースは特に決まってないけど、とにかくひと回りグルっと。
わたしの宝物たちがきちんと在るべきところに置かれてるのを確認しつつ
新しい発見にキラキラする。
庭にある流し台。
中を覗き込むと可愛く配置されたタイルが。剥がれ落ちたタイルは拾い集めて大切に保存してある。
おばあちゃんちのお風呂も、少し前まではきれいなタイル張りだった。規則正しく並んだタイルを見てると、お風呂の水が少しずつ溜まっていくのがわかって、しゃがみこんではじっとその水平線を眺めたりした。
おばあちゃんとおじいちゃんが急な階段を上って2階に行くのが大変になってから、おばあちゃんちの2階は時が止まったようにひっそりとしてる。
探検の度に小さな変化はあるけれど、もう何十年も動かされることなくそこにあり続けてるモノもある。 わたしが覚えている限り、この3つはいつもこの順番でぶらさがってる。
そしてわたしの最大の楽しみは、おばあちゃんの本棚。
60年代の日本の雑誌。おばあちゃんにちゃんと許可を取って借りてくる。
お姉ちゃんと、お兄ちゃんと、ひいばあちゃんとおばあちゃん夫婦。
この頃のおじいちゃんのオトコマエっぷりときたら!いまでもかっこいいおじいちゃんの若い頃の写真が大好き。
そして、居間に堂々と存在するシャンデリア。
わたしの「キラキラ好き」の原点はこれかもしれない。
おばあちゃんの家には、お煎餅は置いてない。小さい頃は、おばあちゃん家イコールチョコパイだった。健康食だけで育ってる姪っ子だって、この家ではチョコレートのかかったドーナツが食べられる。
全てにおいて甘あまな家だけど、ひとつだけ辛口なのはおじいちゃん。ひ孫にだって「うるせぇなあ、ちっとは静かにしなさい。」と ぴしゃり。それでもそこに漂うのは怖さじゃなくて、威厳のほう。子供の頃からおじいちゃんに褒められると、 嬉しいというよりも誇らしく感じた。
今年のお正月に、同い年のいとこがおばあちゃんからレトロなコップを貰ってるとこに出くわして、わたしと同じ趣味だってことを初めて知った。彼女は、小学校くらいから大学に入るまでアメリカで生活をしていて、わたしは彼女に密かに憧れていた。わたしもその後を追うようにしてアメリカに移住したけど、もしも一緒に住んだりしたら絶対に楽しかったと思う。
そんな、サファリの目と鼻の先の、富岡のおばあちゃんちでした。
i make sure "my treasures" are still placed at where they should be.
コースは特に決まってないけど、とにかくひと回りグルっと。
わたしの宝物たちがきちんと在るべきところに置かれてるのを確認しつつ
新しい発見にキラキラする。
中を覗き込むと可愛く配置されたタイルが。剥がれ落ちたタイルは拾い集めて大切に保存してある。
おばあちゃんちのお風呂も、少し前まではきれいなタイル張りだった。規則正しく並んだタイルを見てると、お風呂の水が少しずつ溜まっていくのがわかって、しゃがみこんではじっとその水平線を眺めたりした。
おばあちゃんとおじいちゃんが急な階段を上って2階に行くのが大変になってから、おばあちゃんちの2階は時が止まったようにひっそりとしてる。
探検の度に小さな変化はあるけれど、もう何十年も動かされることなくそこにあり続けてるモノもある。 わたしが覚えている限り、この3つはいつもこの順番でぶらさがってる。
そしてわたしの最大の楽しみは、おばあちゃんの本棚。
60年代の日本の雑誌。おばあちゃんにちゃんと許可を取って借りてくる。
お姉ちゃんと、お兄ちゃんと、ひいばあちゃんとおばあちゃん夫婦。
この頃のおじいちゃんのオトコマエっぷりときたら!いまでもかっこいいおじいちゃんの若い頃の写真が大好き。
そして、居間に堂々と存在するシャンデリア。
わたしの「キラキラ好き」の原点はこれかもしれない。
おばあちゃんの家には、お煎餅は置いてない。小さい頃は、おばあちゃん家イコールチョコパイだった。健康食だけで育ってる姪っ子だって、この家ではチョコレートのかかったドーナツが食べられる。
全てにおいて甘あまな家だけど、ひとつだけ辛口なのはおじいちゃん。ひ孫にだって「うるせぇなあ、ちっとは静かにしなさい。」と ぴしゃり。それでもそこに漂うのは怖さじゃなくて、威厳のほう。子供の頃からおじいちゃんに褒められると、 嬉しいというよりも誇らしく感じた。
今年のお正月に、同い年のいとこがおばあちゃんからレトロなコップを貰ってるとこに出くわして、わたしと同じ趣味だってことを初めて知った。彼女は、小学校くらいから大学に入るまでアメリカで生活をしていて、わたしは彼女に密かに憧れていた。わたしもその後を追うようにしてアメリカに移住したけど、もしも一緒に住んだりしたら絶対に楽しかったと思う。
そんな、サファリの目と鼻の先の、富岡のおばあちゃんちでした。
grandma
the kitchen- it is where she should be and she will be when i visit her.
she rarely sits down with us. she is always in her kitchen. and that's the way all woman used to be in Japan. she won't change that even though women finally won the right to get out of their kitchen.
i often find her saying "i should put less sugar...," yet, her food is always a little sweet.
my mom and grandma making cucumber pickles. |
「逆さに向けて絞ってみな。ほーらね、まだ水がでるでしょう。」
「おばあちゃん、梨が食べたいなあ。梨、むいてくれてもいいのよ~。」
9.10.2012
ジョセフコーネル が好き
サンフランシスコMOMAでジョセフコーネルの作品を見たとき、
50ドルで買った中古のマミヤCのファインダーを覗き込むとき
この写真は前載せたことがあったかなあ。
最近新しいの撮ってなくて。
写真撮りいこう。なんてったって、「写真は1/500秒あれば撮れるんだぜ」
Labels:
日記
9.03.2012
moped, my love
突然止まったり、坂道を登れなかったり、うしろの車にクラクションを鳴らされたり
モペッドとの生活はいつもアタフタが絶えなかった。
彼女のことはほかの誰よりも理解してた。オイルは少なめにしておくと機嫌が良い、とか。
地面に座り込んで、真っ黒な手でスクリュードライバー片手に簡単な修理をすることもあった。
カバンの中はいつだってオイル臭かったけど、私にとっては香水と同じ。
モペッド、ヨーロッパから取り寄せようかな!
この子、盗まれちゃったけど。 |
内側まで美人! |
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日記
8.31.2012
8.16.2012
DAY50 Paris to Narita (last day)
7月2日
the last morning in Paris
the last croissant and espresso in france... |
bye bye Paris |
bye bye Europe |
hello Narita!! |
買ってきたもの、の一部です。 |
今回のヨーロッパの旅でもいろんなことを学びました。
旅って、いいもんですねえ。
以上、私たちの、短いようで長かった50日間でした。
Labels:
Europe 2012,
France