1.28.2010

僕らが旅に出る理由



赤毛のアンの舞台「プリンスエドワード島(カナダ)」に行くのに、飛行機で行くよりは、車を買って乗っていったほうが安くすむから。

そういうわけで始まった旅でした。

1.25.2010

サンフランシスコ!

大好きです。ほんとうに好きです。離れてみて初めて気づく恋です。
なのになぜか、大好きな場所だとかよく行く店の写真がない。
そうゆうところでは興奮して写真撮ってる余裕ないのかなあ。
なので、まずはチャイナタウンでのわたし。で失礼。

この日は友達と3人で飲茶を食べたのですが、みんな色みが同じでした。(余談)

次は、サンフランシスコで出会った友達。
みんな、超個性的でおもしろい。みんながみんな、不思議な縁と偶然で繋がっています。そこがサンフランシスコのおもしろさ。

1.24.2010

インディアナのこと

サンフランシスコはさておき、今日はダンナの実家があるインディアナ州について書きます。

まず、インディアナはここにあります。

赤い点が、実家のだいたいの位置。
田舎の代名詞として使われるような、本当の田舎です。「インディアナに3ヶ月居た」なんていうと、信じられない!というような反応をされます。観光ではなかなか行かない州ですし、実際、行っても何をするわけでもなく…ですね。
でもとっても素敵なんです!
ナニが素敵って、その田舎っぷりが半端ない!中学のとき、地理の資料集で見た光景が目の前に広がります。夏はとうもろこし畑が青々と茂り、秋はきれいに紅葉し、冬は雪景色、春は野花が咲きみだれ…。

ちなみにこの写真はダンナの実家の前あたりを撮ったもの。秋にさしかかった頃です。






あと田舎なので、スリフト(安い古着屋、リサイクル屋)が荒らされてない!夏場はアンティークがひしめきあうフリーマーケットが至る所で開かれます。
次の写真は、もう閉店してしまった?アンティーク屋さん。店頭のピンクの帽子がとってもかわいかった。インディアナは掘り出し物の宝庫だとおもいます!州都のインディアナポリスにはスリフトが300以上はあるらしい!?



インディアナポリスで開かれた、アイリッシュフェスティバルに行ってきました。ダンス、民芸品、料理などなど、かなり大規模なお祭りでした!お土産やさんで発見した、かわいいパッケージの小麦粉。ヨーロッパのものはパッケージがかわいいですね!


秋には、ノースバーノンという小さな町で開かれる、おおきなアンティークフェアにも行きました!写真はありませんが、アンティーク好きにはたまらないんじゃないかなあ。
他にもインディアナには隠れた楽しみ方がたくさん。森林公園や、ブルミントンという大学街もいい感じです。そのへんは、まあのちのち。

1.23.2010

クリのイガ染め

以前やってみた、クリのとげとげした部分を使ってそめたやつ。

まずは、ひたすら煮る。


真っ黒の液になります。


染めました!
右から、1度染め、2度染め、3度染め。


前にカーテン作った余り布を絞り染めしてみた。


黄色が「くちなし」 紫が「ぶどうの皮」 です!

1.20.2010

見てきた地平線

2008年5月くらいから、2009年の11月まで、旅をしていました。
「旅」といっても、別にかっこいいものでもなければ、時間の無駄でもない、
でも、これだけの長い間、いわゆる「世間」から離れた生活ができたのは、とても価値のあるものだったと思います。
人は、最低限のモノがあれば生活できます。だからといって、ワゴン車で一生暮らしていけるか、と言ったらそれは無理です。(せめてスクールバスくらい広くないと…)
それでも、日本という豊かな国に生まれ、ほぼ何でもそろった家で育ってきた自分が、2年近くもそうゆう生活が出来たってゆうことは、いい経験になったと思います。



車で移動中、こんな風景が6時間続いたりします。アメリカ横断中。


オレゴン州のどこかです。
オレゴンは水が豊かで、地形、自然、どれをとっても美しい。


ボリーナスという、サンフランシスコの北へ1時間くらいのところにある、隠れたヒッピータウンの海です。独自の環境を作り上げ、地元の人たちがお互いに助け合っているような、とても小さな町です。サーフィンでも有名みたい。そこからサンフランシスコを写してみました。見えないけど。


ニューメキシコのアルバカーキーという街で一年に一度行われる、おそらく世界一大きな気球フェスティバルに行ってきました。これは、友達と行った旅ではなくて、ダンナと一緒にインディアナからカリフォルニアに帰る途中に寄りました。何百という気球がぶわーっと一気に上がります。絶景!気球マニアのおじちゃんおばちゃんが沢山いてかわいかった・・・。


とびとびですが、旅はほんとにこんな感じでした。いろんな土地に、ぴょこぴょこ飛び跳ねて行っているような。

1.18.2010

おまけの写真



ニューメキシコのサンタフェにあるお家に泊まらせてもらったのですが、ここにはおばあちゃんの霊も住んでいました。おかげでトイレに行けなくて膀胱炎になりそうでした。
やっぱりアドビのおうちで、内装もとってもかわいかったです。
音楽家が集まる家らしく、レコードがたくさん。

続、人生を変えた旅

続きです。

たぶんニューメキシコだったとおもうけど、なんとか、という遺跡を見てきました。
ここは、ずーっと昔の人たちが、断崖絶壁の岩肌を住みかにしていた、というやつで、岩に虫食いみたいな空洞がぽつぽつ。



今ははしごが付いてるけど、それなしでどうやって登ってたんだろう、と思ってしまうようなところに住んでたみたいです。不思議です。





以上、不思議な場所でした。

わたしの人生を変えた旅

今回は、わたしの人生を変えた旅について書きます。


3年前くらいかなあ、Hays Valleyにあるアレクサ(超かわいい!わたしのアイドル。みたら惚れるよ?)の家にみんなで集まってて、「明日からさあ、サウスウェストのほうに旅いくんだよね。」ってコール(おしゃべりで自分の誕生日会の招待状が本人のヌード写真だった女の子)がいいました。で「わたいも行きたい」と言ったら「いいよ」というので、行きました!
実際に行ったのは、ユタ、ネバダ、ニューメキシコ、アリゾナ。あ、セドナにも行ったよ(笑)

そのなかでも、ここには絶対に戻ってきたい と思ったのが、ニューメキシコ。



この州は、ほんとうにいい。すべてがすばらしい。
メキシコ系の原住民が建てた教会では一番ふるいもの(上の写真)があったり、土塗りの家がぽこぽこって建ってたり、





ドンキーが居たり。

でもここは、ネイティブアメリカンの地。血がたくさん流れ、命がまるで虫のように奪われていきました。空気が違うんです。まるで、魂が空中に浮いているような。なにかが、体のなかをぎゅーっと締めつけているよな気がしました。
それでも、この土地は力に満ちていました。人間が、ビルの間で忘れてしまったようなものを、脳みその奥にどーんと叩きつけるような力がありました。そして何もかもがカラフルなんです。



これは、ニューメキシコにある墓地です。乾燥しているので生花ではすぐに枯れてしまうからかもしれませんが、ここで供えられているお花はすべて造花なんです。その、毒々しい鮮やかさ、何年も放置されて色あせた花々、それがなんとも美しくて、写真をたくさん撮らせてもらいました(今思うと、不謹慎かもしれない)。



ニューメキシコは、とても貧しい州です。ネイティブアメリカンのリザベーションと言われる、言ってしまえば収容所のような地域は、人間が本来住めないような場所ばかりです。白人が彼らから豊かな土地を奪い取り、余った場所に彼らをかき集め、ここに住んでください、と言ったのです。それでも彼らには底力があるようにうに思います。彼らの精神というのは、きっと滅びるまで絶えないと思います。



墓地にて。一緒に旅をした5人のうちのひとり、ヴァネッサです。すばらしい芸術家で、いつも刺激を受けています。

ニューメキシコには実質2日くらいしか居なくて、それでもそこで受けた印象は色濃いままです。アリゾナのような、グランドキャニオンやらセドナはありませんが、そんなものよりはるかに強い場所でした。

小沢健二に会ったのも、初めての心霊体験をしたのもここでした。

1.12.2010

草木染

今日は草木染をしてみました。
きちんと本を読んだわけでもないので、ちょっと自己流だったけど。。
クチナシとよもぎで染めてみた。
クチナシは、ほんとうに綺麗な色がでる。あざやかな黄色。
よもぎは、少し緑がかって少しくすんだ黄色、というかんじ。
触媒はミョウバンでした。が、分量がいまいちわからず・・・。
もっとちゃんとやり方を勉強してからやらなくちゃね。

草木染、楽しいです。
でも相手が羊毛なので、フェルト化しないように気をつけたり、常に熱湯に近いお湯のなかでの作業で手がカサカサになるんだよね!
それでも先日届いた1キロの羊毛をどんどん染めていこうと思います!