ピクニックにしよう

次の休みは、家でストーブをつけてテレビを見るんじゃなくて、ピクニックにしよう。
電気がほとんどない生活は、不可能じゃないってこと、放浪生活をしていた時に実感した。最初はワゴン車で寝泊まりして旅するなんて無理だと思ったら、意外と楽しかった。朝は早起きになったし、夜は暗くなってから数時間はヘッドランプでトランプをして過ごした。
インディアナに居た時、大嵐の影響で１０日間近く停電した。夏だったから、夜は毎日キャンプファイヤー。姪っ子甥っ子と一緒にその火でハーブ入りのキャンドルを作った。毎晩暑くて、最初は寝られなかったけど、慣れちゃえばそんなの平気だった。
私は確かにパソコン中毒だけど、パソコンなしで生きられないわけじゃない。

ずっと前にニールから聞いた話。
ニューヨークに住むある一家が「本当のエコはなにか」ってゆうことで、一年間（！）電気もガスも止めて生活をしたらしい。たしか食料もダンプスターダイブ（スーパーなんかで捨てられたまだ食べられる食品を拾ってくること）で確保してたような気が。
それをやれるかと言われたら無理だけど、私たち人間は、想像以上に強いんだ。

写真は、ずーっと前にモペッド仲間とゴールデンゲートブリッジを越えてツーリングに行ったときの。みんなで丘に登ってランチを食べた。